1999年に設立されたThe Instant Groupは、フレキシブル不動産イノベーションを専門とする会社です。世界中の15,000以上のそのようなスペースをグループのオンラインプラットフォームでみつけられます。フランスと顧客ソリューション・ヨーロッパ責任者であるスティーブン・クリーが、この市場の発展について話してくれました。
The Instant Group は何をしていますか?
1999年以来、The Instant Groupは、第3次産業不動産のフレキシブルポートフォリオに関するコンサルティングを提供する革新的な企業として、フレキシブルワークスペース市場に道を切り開いてきました。当社の顧客、ユーザーおよび/またはオーナー企業は、柔軟性の導入、コストの削減、資産の再配置、パフォーマンスの最適化を求めています。ポートフォリオのレビューから履行まで、パリ地方、フランスそして国際的にこの柔軟で多面的な市場においてお客様をサポートします。毎年、eコマースの巨大企業、Sky、Network Rail、Capita、Serco、Teleperformance、Worldpayを含む7,000社以上の企業のコンサルティングをし、設備完備、管理または共同管理されたオフィスのフレキシブルワークスペースを付与しました。世界中のお客様のニーズに対応するソリューションを提供できる能力により、私達はフレキシブルワークスペースソリューションのリーダーになりました。パリ、ロンドン、ニューカッスル、ベルリン、ハイファ、ダラス、ニューヨーク、マイアミ、サンフランシスコ、香港、シドニー、シンガポール、アムステルダム、バルセロナ、そしてクアラルンプールの事務所でThe Instant Groupグループは、300人以上の専門スタッフを擁し、 150か国以上に顧客をもっています。
The Instant Groupにとってパリ地方の戦略的エコシステムはどうですか?
私達にとって最初の2つの重要な点は、パリ地方は戦略的な地理的位置をもっており、ヨーロッパの他の代表的な地域と接続する高速で効率的な交通網があることです。さらに、イルドフランスの第3次産業不動産市場はフランス最大です。
私達の法人のお客様はすべてそこにオフィスを構え、それにより戦略的パートナーシップが促進され、お客様へのサポートの質を高めています。さらに、パリ地方はイノベーションとテクノロジーの最前線にあり、私達のチームとお客様との連絡を効率的に保つことができます(…)これらの最先端のテクノロジーは、チーム間の絆の維持と強化に大きな役割を果たし、オフィスに戻るとき決定的です。
動的データを提供する建物のセンサーのおかげで、管理戦略は変化し、これらの新しいテクノロジーはこの変化に付き添います。次に、このデータを使用して、従業員の日常業務と実践を合理化します。これは企業にとって戦略的な問題です。 要約すると、イノベーション、卓越性、ビジネスと生活の質が、私たちにパリ地方を選択させしめた強みです。1年以上前、Brexitの状況で、私達はイルドフランスの市場がロンドンの市場を追い抜くと予想していました。ですから、私たちは、そこに移転したい企業をよりよくサポートすることを目的として、パリにインスタントオフィス開設を決定しました。 パリでの私たちの活動により―この複雑な時期であっても―ヨーロッパでの発展を加速しています。私達はこれをサポートするために、パリのチームを強化しました。 Brexitの状況の先に、優れた地理的位置と交通網を備えて、パリ地方は、ヨーロッパで最大の経済地域の1つであり、優秀な学校や大学が集まり、そこから生み出される顕著な人材のプールを生み出しています。また仕事と生活の良いバランスを享受できる場所でもあります。ビジネス、イノベーション、ライフスタイルのこの組み合わせが、なぜ多くの会社やスタートアップがパリ地方にあるのかを説明しています。」 スティーブン・クリー、フランスと顧客ソリューション・ヨーロッパ責任者
The Instant Groupにとってロックダウンはどのようなものでしたか?新型コロナ Covid-19が貴社の発展戦略に与える影響は何ですか? そして、パリ地方でどんなチャンスに飛びついていますか?
自宅での仕事は、すでに新型コロナの前から私達の日常生活の一部でした。パリ地方は、フランスで最大数のフレキシブルサイトを提供しています。それは、あなたが自宅の近く、お客様の近く、あるいはパートナーの近くに行って仕事ができるということを意味します。大パリプロジェクトは、アクセシビリティ/インフラストラクチャ、不動産ソリューション、そして新しい人材にアピールする魅力(…)の点で、すべての企業にイルドフランスに真の利点を提供し続けるでしょう。ロックダウンで、進行中の探索を完了するための一環となる新しい物件を見るツアーを一時停止せざるをえませんでした。したがって、この期間中、私たちはお客様とのより緊密な交流と顧客調査の拡大に努力を集中しました。また、お客様のサービス契約について再交渉し、従業員にさまざまなトレーニングコースを提供しました。 現在、ポートフォリオ調査は急速に成長しており、長期的な新しいフレキシブルソリューションを提示しています。 採用面では、引き続き優秀な人材を採用しています。上級コンサルタントを採用して、7月1日に加わりドイツのチームを強化しました。そしてパリ地方については開発マネージャーとフレクシブル・ソリューションに特化した上級コンサルタントの2つの重要なプロファイルを探しています。 」 スティーブン・クリー、フランスと顧客ソリューション・ヨーロッパ責任者
パリ地方で貴社はどのような商業的調査プロジェクトをお持ちですか?
当社はグローバルリーダーであり、フレキシブルソリューションのスペシャリストであり、多くの多国籍企業が私たちに信頼を寄せ、私達が成長するのを助けつづけています。私達は特に、より柔軟に俊敏に新型コロナCovid-19によって加速された新しい課題により適切に対処できるように彼らの不動産ポートフォリオの変革を支援します。それにもかかわらず、私たちはパリやフランス、ヨーロッパでソリューションの認知度を高める必要があります。なぜならば、私達のサービスは大企業だけでなく、中小企業やスタートアップも対象にしているからです。」 スティーブン・クリー、フランスと顧客ソリューション・ヨーロッパ責任者
「Covid後の世界」をどう見ていますか?
フランスでの厳格なロックダウン中およびその後、私達はいくつかの調査を実施し、多数の会議に参加し、お客様の課題とニーズに非常に近く耳を傾け、新型コロナCovid後の世界を想像し、予測しました。私たちは過去数週間に65人の不動産ディレクターにインタビューし、企業の不動産の将来に関する5つの主要な傾向を特定しました。
- 平均40%から50%のケースでリモートワークが標準となっている。
- ポートフォリオをリースとフレキシブルワーキングソリューションの間で50/50に分割することへの移行。これは、近接ワークスペースが大幅に出現することを意味する。
- 回答者の90%は、この危機を脱することは、より俊敏な職場への急速な移行に導くと考えている。
- テレワークおよびフレキシブルワークスペースソリューションを包含するBCPの進化。
- 企業の不動産へのテクノロジーのより迅速な統合、これは私達の業界に持続的な変化をもたらします。
2番目の調査は、このパンデミックに続く職場の進化に焦点を当てました:「不動産および財務ディレクターにとって現在の課題は何か、そして、The Instant Groupはこれらの問題や目的をどのようにサポートできるか?
- 不動産フットプリントを50〜60%削減する
- ポートフォリオのサイズ変更でコストを削減する
- 企業不動産業務委託
- 高価で使用率の低い場所の長期固定資産はまだ必要か?
国際的なオンラインプラットフォームから収集したリアルタイムデータで世界中の傾向と予測を測定できました。
- 私達の上位13の市場のうち4つは、新型コロナCovid-19以前よりも需要レベルが高い。
- フランスでは、新型コロナCovid-19危機の間に平均リクエスト数が2倍以上になり、11.6のワークステーションになった(2019年の5.6と比べて)。
新型コロナCovid-19は、コーポレートオフィス・ポートフォリオにおけるフレキシブルワークスペースの比率の変化に導くでしょう。
- 企業の74%は、リモートワークのモデルに恒久的に切り替えることを計画している。
- 69%の企業がオフィス・フットプリントを削減し、リモートワークを増やすことを計画している。
- 話を聞いたすべての企業は、フレキシブルワークスペースが彼らの将来の不動産戦略の不可欠な部分になると考えている。
最後に重要なことですが、私達は、投資家や開発者から将来の展開を予測して戦略を適応させるためますます求められています。 すでにその場にある企業の拡大を可能にしつつ、従来のオフィススペースとフレキシブルスペースを提供する建物は、非常に魅力的な資産になると信じています。」 スティーブン・クリー、フランスと顧客ソリューション・ヨーロッパ責任者
インスタントグループ https://www.theinstantgroup.com/en-gb/
インスタントオフィス www.instantoffices.com