のパリ地方への拡大
コロナウイルスの蔓延は、私たち全員の生活、仕事、旅行、社交の方法に変化を起こしました。すべての変化のうち、最も急進的だったのは、おそらく企業が閉鎖を余儀なくされて従業員が自宅で仕事をするように促されたための、「リモートワーク」への切り替えでした。 このような急速な変化により、企業はセキュリティの監視、クラウドの統監、サイバー脅威の早期の検出に特別な注意を払わなければなりませんでした。クラウドアプリケーション用の監視とセキュリティプラットフォームDatadogのCEOであるオリビエ・ポメールに、同社のパリ地方への拡大についての彼の見解とDatadogのビジネスへの新型コロナCOVID-19の影響について尋ねる機会がありました。
Datadogについて少し教えてください
Datadog は、クラウドアプリケーション用の監視とセキュリティプラットフォームです。サーバー、コンテナ、データベース、そして第3者サービスからのデータをまとめて、スタックを完全に可観測性にします。これらの機能は、DevOpsとセキュリティ・チームがダウンタイムや悪いユーザーエクスペリエンスを回避するだけでなく、俊敏性を高め、イノベーションを速め、より多くのビジネスを生み出します。Datadogは2010年に設立され、ニューヨークに本社を置いています。現在、世界中の30以上の場所に1,800人以上の従業員がいます
パリ地方に進出したきっかけは何ですか?
私達のパリセンターは2015年に開設され、現在、250人以上の従業員がR&Dに集中するとともにフランスの顧客にサービス提供をしています。パリのセンターは急速に成長し、毎年倍増しており、今後も急速なペースで投資を続けるつもりです。
新型コロナCovid-19のビジネスへの影響(良い面と悪い面)は何でしたか?
新型コロナCOVID-19のパンデミックに対応して、私達は従業員の安全確保、お客様への最善のサービスの提供の継続、プラットフォームへの投資に焦点を合わせました。この危機は、デジタルファーストで俊敏であることの必要性を実証し、クラウド環境での可観測性の重要性を強調し、Datadogの長期的なチャンスを再確認させました。
フランスでの事業拡大戦略は何でしょうか? (フランスは貴社のヨーロッパでのより広範な拡大へのゲートウェイになりつつあるのでしょうか?)
パリは、私達のニューヨークに次ぐ2番目のR&Dセンターです。チームは現在、250人以上のエンジニア、SRE、プロダクトマネージャー、ソフトウェアエンジニアそして開発者で構成されています。申し上げたとおり、近い将来、このチームの成長に多額の投資を行うつもりです。
私達のEMEA拡大計画で、英国、アイルランド、ドイツ、オランダ、イタリア、スペイン、スイス、北欧を含む数々の国に進出しています。今後のヨーロッパ拡張計画は、営業チームのカバーをふやすことです。
貴社の採用計画はどのようなものですか?また、パリ地方の労働力/人材をどうみていますか?
パリでの採用の大半は、研究者、デザイナー、エンジニアですが、フランスの顧客ベースを最大限にサポートするために現地の営業およびサービスチームをつくりあげています。
貴社の長期的展望について教えてください
市場は、クラウドへの大規模なITの再プラットフォーム化の初期段階にあります。グローバルな組織化そしてすべての業界でデジタル主導のビジネスへと変化しており、この行程さらにその先で成功するために彼らの現代的環境の中に可視性をもつ必要があります。
Datadogは、最先端の統合型でクラウドネイティブの可観測性プラットフォームのリーダーとして、これらの長期的な傾向に非常にいい位置を占めています。最近のセキュリティへの参入を含め、私達の製品開発の強力な実績が示唆するように、企業のデジタルオペレーションと、ハイブリッドクラウド環境でのアプリケーションの構築と保守に関連するすべてに価値を追加するための継続的なイノベーションを計画しています。
主要なサイバーセキュリティ機関の本拠地で、Choose Paris regionは、サイバー、クラウド、コンピューティング・テクノロジーのソリューションを開発する企業の発射台です。 Choose Paris Regionは、Datadogなどの企業を、適切なパートナーにつなぎ、可視性を高め、大企業に紹介し、R&D集約型企業の地方及び国のインセンティブの恩恵を確実に受けられるようにしてビジネスを加速するためにサポートしています。